ティークラム指導員ニシオカのブログへようこそ
当校の授業では、指導員が一方的に話すことはせず、生徒の発言を重んじています。
質問や確認はもちろん、英語のリピートアフターミーのときや、暗記事項を覚えるとき、また、問題の答えがなぜそうなるのかの説明、など、生徒が発言する機会はたくさんあります。
そんな場面で、やはり、声が大き目の生徒は得していると思われます。
そう言える理由をいくつか書き出します。
1つ目、自分の発した声が自分の耳に入り、聴覚を大きく刺激するということです。
大き目の声は相手にはっきりと届けるためだけでなく、自分の脳にもはっきりと届きます。
そのため、学習効率が良いと思われます。
以前、授業中のちょっとした合い間、例えば、私が説明を終えた直後などで、ある生徒は学習内容を声に出していました。
しかも、「○○は○○ってことか・・・。」「○○は○○で、△△ではない」など、要約していました。
何て素晴らしい授業態度なのでしょうか!!
そのとき居合わせた他の生徒も得したと思います。
私は深く感心しました。
案の定、その生徒は学校のテストの成績は良かったです。
それだけでなく、国語力と暗記力が優れていて、説明をするときは自分の言葉で簡潔に表現できたし、暗記もクラスで一番早かったです。
こんな生徒を作り出すことが、塾講師に求められることではないでしょうか?
2つ目、大き目の声を出す生徒がいれば、クラスがアクティブになりやすいことです。
当校は1クラス多くても6名までの体制で授業を行っています。
そのうちの1人が大き目の声を出すことは、クラスにとって刺激になります。
それは言わずともプラスの刺激です。
後からクラスに入ってきた生徒は、その刺激を受け、同調しやすくなります。
私もクラスがアクティブになるように促すわけですから、同調するに違いありません。
アクティブなクラスづくりって、私一人では困難だというのが現実です。
生徒の力も加わってつくられるものだと思います。
3つ目、声が聞こえなくて聞き返すことがないので、その分時間の短縮につながることです。
時間短縮になれば、その分、別のことができます。
それは授業の時間効率が高まったという証です。
それだけでなく、1回で相手の耳にしっかり届くって、心地良いものです。
そして、その心地良いオーラがクラスに充満します。
そんなプラスの環境で、生徒たちも私も充実した時間を過ごせます。
何て、素晴らしいのでしょうか!
他にも理由はありますが、もう十分ですね。
他の塾はどんな方針なのかは分かりませんが、当校では生徒がアクティブになるよう指導しています。その基盤となるものが、大き目の声になります。(うるさいではなく・・・)
実際、できない生徒もいるでしょうから、その場合は、例外を認めざるを得ないでしょう。
でも、今からできないなんてあきらめずに頑張ってほしいと思います。
将来的にも、声の大きさは重要視されるからです。
ここで、苦手な生徒へアドバイス!
一、周りを気にせず、相手に声を伝えることに集中しなさい。
→周りはそこまで君のことを見ていません。
一、失敗を恐れずに、一生懸命になりなさい。
→やらないことが失敗なんですよ!
このアドバイスが役立てば幸いです。
広さだけでなく、声も大は小を兼ねるので、大き目の声を出せることは長所になり得ます。
でも、小は大を兼ねませんね。
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