学習内容を言える状態にする

 

ティークラム指導員ニシオカのブログへようこそ

 

当校の方針の1つは、質の高い学習をすることです。

生徒たちには、量よりも質が大切だと教えています。

量については、わざわざ私が言わなくても、学校の先生が言っていることですから、重ねて言う必要がないと思っています。

量も必要ですが、質を重んじることを前提に行うべきだというのが、私の見解です。

 

今回は質の高い学習の1つ「言える状態にすること」について書きます。

暗記が苦手な生徒は、これを習慣づけると、暗記科目・分野の成績が改善されるはずです。

 

例えば、2年の理科で肝臓のはたらきについて、ある生徒はノートに書き写しただけで勉強したと満足します。

しかし、「言える状態にすること」が勉強だと知っている生徒は、まず、テキストを見ながら声に出して覚えようとします。自分で覚えたと思ったら、次にテキストを閉じて言えるかどうかを試すのです。

 

暗記科目・分野の中には、内容の濃いものもあります。

当校の卒業生の中には、3分くらい言いっぱなしの生徒もいました。

そんなの無理だと思うかもしれませんが、そんな生徒は最初30秒程度から始めたんですよ。

何カ月か継続してできるようになったのです。

 

中学の勉強は暗記で済ませられるものが多いです。

成績が振るわなくて困っている生徒は、暗記で済ませられるものに特化してはどうでしょうか?

そのためのおススメの学習法は、言える状態にすることです。

 

当校では授業の合い間に、何人かの生徒は私のところに発言(暗記内容の発表)をするために来ます。

毎回のようにやって来る生徒は、小さな学習を確実に積み上げています

私はそんな生徒を応援したいと思っています。

 

 

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