当校のレギュラー教材はプリントです。
いろいろなプリントを作成して配布しています。
例えば、英語のPUS(パワーアップシート)があります。
これは、教科書をベースにした予習授業用のプリントです。
新出単語や連語を入れた重要例文をいくつか載せています。
板書事項の書き込みができるように、なるべく間を空けています。
自分でつくったものだと、授業がしやすいです。
そうは言っても、教材は、指導員の立場よりも生徒の立場でつくられるべきです。
生徒が書き込みをする場所や読みやすさを配慮しなければなりません。
また、最近では両面刷りを心がけています。
これは、配布プリントの枚数をできるだけ抑えることで、手持ちのプリントを整理しやすくするために行っています。
他の教材の例を挙げると、数学の手書きプリントがあります。
これは、左側に例題、右側に次回までの宿題を載せます。
一部、図形が絡んだ問題はパソコン処理しますが、基本的には、手書きで作成しています。
私が学生の頃は、手書きで問題をつくる数学の先生がいました。
私だけかもしれませんが、手書きの数学の問題を解くときに何か魂が感じられたのです。
その魂は、情熱魂のようなものでした。
当時、私はその魂を受けて、ていねいに取り組みました。
そんな自分の経験を思い出して、手書きの文化を受け継ごうと決めました。
オリジナル教材の作成には、多くの時間とエネルギーを使いますが、そこで費やした代価に見合うものを創ろうと、私は奮起します。
これは、既製品の教材を使っていると経験できない感情です。
私がオリジナル教材にこだわる理由は、教えたいことに焦点を当てられることに加えて、教材作りにワクワク感が持てることです。
さあ、ブログはこのくらいにして、明日明後日の教材づくりに着手しようと思います。
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