高校入試の歴史の勉強で必要なことは、時代を意識してキーワードを覚えることです。
中1・2のときは、時代を意識しなくても点数がとれる問題が多かったと思いますが、中3になればそうもいかなくなります。
何せ、旧石器時代から平成時代までが出題範囲となりますから。
要となるのは、聖徳太子の時代、つまり、飛鳥時代から昭和時代となります。
時代区分の数はちょうど10になります。
それぞれの時代で何があったのかを答えられることが求められます。
例えば、和歌集は時代によって違います。
奈良時代は万葉集、平安時代は古今和歌集、鎌倉時代は新古今和歌集です。
これらは4択問題の中に入りやすいキーワードです。
同時期のものを選ぶ問題で、時代を把握していなければ点数はとれません。
もう1つ例を挙げると、商工業者の同業者組合は頻出キーワードとなります。
座と株仲間ですが、どちらがどの時代か言えますか?
室町時代が座で、江戸時代が株仲間です。
同じ意味のキーワードでも、時代が異なるものがあるのです。
このような歴史の学習方法にはいろいろあります。
その方法を生徒たちには教えています。
手段はさまざま有るにせよ、結局は歴史は暗記科目だということです。
覚えた者勝ちですね。
当校の玄関前のボードに歴史のキーワードが書かれたカードを約70枚貼っています。
奈良時代から室町時代の4つの時代に絞っています。
それぞれの時代の頭文字をとって、古い時代からNHKMとしています。
奈良・平安・鎌倉で、NHKってよくできていると思いませんか?
これらのカードを毎回目にすることで、それを少しずつ覚えていこうというのが1つの勉強法です。
後日、これらのカードをすべて外してシャッフルし、再び時代別に貼ることを予定しています。
もちろん、貼るのは生徒の役目です。
果たして、正しく貼ることができるでしょうか?
そして、貼り終えるのにどのくらいの時間がかかるのでしょうか?
結果報告はこのブログでやろうと思います。
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