何かを覚えるときは工夫をするべきです。
何も工夫をせずに覚えても、すぐに忘れてしまう人が多いですね。
ずっと覚えておける生徒は、たいていは、その科目や分野にとても興味があるはずです。
そこまでの興味がなければ、やはり暗記の工夫は必要となります。
すぐに忘れてしまうような暗記は、長い目で見て非効率だからです。
私が提唱している暗記法はいくつかあります。
1つ目は、覚え方を使った暗記法です。
当校にはクラム式覚え方というものがあります。
リズムや体を使って、印象づけるものが多くあります。
実際、この覚え方を体験した生徒から話を聞いたところ、プラスの回答がたくさん得られました。
例えば、「テスト中に心の中で踊っている」とか、「だいぶん前に覚えたところなのに、今もはっきり覚えている」とか、「嫌いな社会が好きになった」など。
追記 1つだけ別ページに動画を貼りました。(その他は限定公開中)
2つ目は、発表することによる暗記法です。
当校ではPRと呼んでいます。
企業が行っているプレゼンテーションのPRのつもりです。
ネーミングが格好いいことと、将来的にプレゼンをするちょっとした練習にもなることで、そう呼んでいます。
PRでは、発表内容を厳選します。
そして、私の前で発表します。
緊張感を持って厳選した内容を言うことで、印象づけることがねらいです。
人前で発表することって、日ごろはそんなにないはずなので、記憶に残りやすいと思われます。
3つ目は、リハーサルという暗記法です。
これは、脳化学の分野での専門用語です。
テレビ番組のリハーサルではありません。
例えば、授業で3つの肝臓のはたらきを習ったとしましょう。
授業後、帰り道にそのことを思い出します。
その後、就寝前にも再び思い出します。
翌日、登校中にも思い出します。
このように、ある程度の時間を空けて、何かを思い出すことをリハーサルといいます。
この暗記法は初耳だという人は、何か新しい暗記事項で1度試してみましょう。
特に、1つ目のクラム式覚え方は、ティークラムのオリジナルを出せるので、今後も力を入れたいところです。
ただし、すべての生徒に強制しようとは思いません。
ふつうに覚えたい生徒はそーっとしておくつもりです。
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