学校の休憩時間って、昔と変わらず10分あるみたいですが、生徒たちはどのように過ごしているのでしょうか?
たいていは、クラスメートとおしゃべりをして過ごすものだと思います。
また、中3生の中には、受験が近づいているということもあり、勉強している者もいるみたいです。
そもそも休憩時間は何のためにあるのでしょうか?
私が学生の頃、その意義を教えてもらった記憶はありません。
大人になってから、さまざまな著書に触れることで、ようやく答えを見つけることができたのです。
単刀直入に言えば、次の授業に備えるために休憩時間があるということです。
ほとんどの生徒が準備としてできることは、トイレを済ませておくこと、教材を用意することでしょう。
そして、ほとんどの生徒ができていないことは、脳をリフレッシュさせて、集中力を高める準備をすることです。
次の授業が英語や数学などのときは、説明を聞くための集中力は欠かせません。
また、内容を理解する力も問われます。
そんな状況で、脳が疲労していれば、授業を上手に受けられません。
学校の休憩時間では、まずは自分の脳の疲労度を考慮するべきです。
そして、その疲労度に応じて、そのとき仮眠を少しでもでもとることを勧めます。
たった5分の仮眠をとるだけでも、疲労度は軽減されるはずです。
例えれば、スマホのバッテリーメモリが10%から30%に回復するような感じです。
逆に、疲労度があまり感じられないときは、クラスメートとおしゃべりで構わないと思います。
中3生はもう数カ月で卒業となり、今いるクラスは解散となります。
解散したあとに、もう少し話しておけば良かったと後悔することにならないように、気の済むまで交流をはかっておくとよいでしょう。
休憩時間まで下を向いてカリカリ勉強している輩がいるようですが、私は感心できません。
そんな勉強は、たいていの場合は、やりかけのままになってしまいます。
それは、効率の良くない勉強で、悪い習慣をつくってしまいます。
どうしても10分の間に勉強したいのであれば、クラスメートと問題を出し合ったり、一緒に暗記したりするような勉強を勧めます。
私の経験ですが、友達と一緒に暗記をしたという思い出は、今もなお残っています。
それは、私の青春時代の1ページの1枠を飾れるくらい価値のあるものです。
なぜなら、互いに楽しく暗記できたし、30年くらい経った今でも、その内容が言えるからです。
下を向いてカリカリ勉強するのは、家庭ですればいいです。
時間的な制約を受けることなく、集中できますから。
そして、家庭学習を頑張れる奴になれます。
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