「きちんと」という言葉は抽象的です。
そのため、生徒たちは漠然とした状況で取り組んでしまうと思います。
それでは、良い結果が出るとは思えません。
そこで、今回は宿題をきちんとすることについて書きます。
数学を例に挙げると、まずは、自力で解けるところをていねいに解きます。
10問中8問自力で解けたら、あとの2問はどうするのか?
その問題に依りますが、調べて再度挑戦したり、?マークをつけておいて塾で質問をしたりすることが、「きちんと」宿題をしたことにつながります。
しかし、ある工夫を怠ると、そうでもなくなってしまいます。
どんな工夫をするべきなのか?
それは、調べて答えたところの問題番号には印をつけておくことです。
このとき、自分に分かりやすい印が良いでしょう。
後で見直したときに、一目瞭然となります。
?マークをつけた問題には、できれば質問内容を簡潔にメモしておくのが好ましいです。
「代入していいのか?」とか、「線上は含まれるのか?」などと。
このように、1問1問をていねいに取り組めば、きちんとした宿題ができます。
これを毎回のように継続すれば、それは良い習慣となります。
当校の授業日は基本的には週2回です。
宿題の良い習慣をつくる機会を与えるためにも、間に日を空けて週2回としています。
(月木や火金など)
改善する必要がある生徒は、今からでもやってみましょう。
過去は酷かったけど、今はできていると言える未来をつくりましょう。