体調が良くないときがあることは仕方ないです。
そんなときは、できるだけ早く回復することが望ましいです。
有意義な勉強をするために。
たまに体調を無理して来る生徒がいます。
体がしんどいけど、塾で頑張ろうと考えているのかもしれません。
1回休むと授業に遅れるとか、授業料がもったいないとかなどの理由もあるでしょう。
単刀直入に言えば、休みなさい。
遅れた分は、元気になってから取り戻せばいいのです。
その方が充実します。
私がそうはっきりと答えるのには訳があるんです。
以前、ある生徒が肺炎になりかけたことがありました。
その生徒は頑張りやで、テスト前だからと授業を最後まで受けようとしていました。
見た様子から、明らかに熱がありました。
実際、額をさわっても分かりました。
最初は「帰った方がいいよ」と軽く忠告しましたが、思い切って「帰りなさい」と命じました。
すると、素直に早退しました。
その後、病院で肺炎の寸前だと診断されたことを知りました。
まさに、危機一髪でした。
あのとき帰らせてよかった。
その一件から、体調不良の生徒には授業をしないようにしています。
折角来た生徒を帰らせるのはちょっと抵抗がありますが、これも塾の方針です。
それに、生徒にも分かってほしいです。
元気な状態で授業を受けることが大切だということを。
最後に、体調管理について、未然に病を防ぐことがもっと大切です。
どうすれば風邪を避けられるのか、どうすれば腹痛にならなくなるのか、など。
答えられる範囲で、そういった対処法についても教えようと思います。