自分の可能性を低下させたり、無くしたりする発言は問題です。
「自分には無理」「これはできない」「○○高校には行けない」などのマイナス発言は、ドリームキラーの典型的な発言です。
例外的に、本当に無理だったりできないということもあるでしょう。
しかし、頻繁にドリームキラーとなるのはダメですよね。
本人のみならず、周りの人がドリームキラーになる場合は結構多いようです。
そうならないように常に気をつけるべきですね。
私が生徒に「君には無理」と思ったとき、条件付きなら言う場合があります。
例えば、宿題の完成度が低い生徒に対して、「この状況じゃあ、50番アップなんて無理」のように。
これを前向きな言葉で言いかえると、「この状況が改善されたら、50番アップする可能性はある」となり、このセリフを加えるようにしています。
いろいろなタイプの生徒がいますが、マイナス思考の生徒は多いように感じます。
中でも、ドリームキラーと化した生徒は厄介です。
いくら学科の内容を教えても、心の状態がマイナスではなかなか成果に結びつきません。
まずは、大きな障壁を取り除こうとすることが必要です。
親御さんは生徒の一番近くにいます。
ある著書には、親がドリームキラーになることが子どもをダメにすると書かれています。
確かにそうかもしれません。
子どもは親の影響を受けやすいので、親が無理だと言えば、子どももそれに順応してしまうでしょう。
逆に、親ができると言えば、子どももできると考えるようになると思うのですが・・・。
どうか、ドリームキラーではなく、ドリームサポーターになってほしいです。