成績が上がると、本人の幸福度はどの程度まで上がるのでしょうか?
まず、本人の中で自信が芽生え、それが幸せをもたらします。
次に、周りの人(親や先生など)が成果を称賛することで、本人はさらに幸せを感じます。
この段階で、成績が伸び悩んでいる人と比べると、幸福度の格差が広がっています。
さらには、成績が上がることで、人生の選択幅が広がります。
今まで行けないと言われていた高校に進学する機会が与えられるのです。
本人は優越感に浸り、幸福度が上がります。
成績を上げる理由はいくつかありますが、そのうちの1つは、幸福度を上げるためです。
今は50番だけど、10番台をとった自分を想像して、そのときどんな幸福感を味わっているのかを考えてみましょう。
まず、自分が嬉しい、親や先生から褒めてもらえる、1ランク上の高校を受験することもできる、などと、できるだけ具体的な想像をするのです。
そうすれば、勉強するやる気が芽生えてくるでしょう。
生徒の成績のプラス報告を受けたとき、生徒だけでなく、私自身も幸福を感じます。
目の前の人が喜んでいる。
そんな姿を見れるなんて、このしごとを続けてきて良かったと思えます。
生徒を称賛すると同時に、生徒に感謝します。