「早く」と「速く」

 

勉強の取りかかりは遅いけど、解くスピードは速い生徒は結構多くいるように感じます。

速く解いた結果、正答率が良ければ問題ありませんが、不注意なミスがあるのは困りものです。

さらに悩ましいのは、そんな宜しくない結果になっても本人がさほど気にしていないことです。

「いつものこと」「はいはい、直し直し」なんて、安易に考えていませんか?

 

そんなので大丈夫ですか?

成績は伸びるでしょうか?

 

大丈夫じゃない、成績が伸びる気がしないという生徒は、今からでも改善するべきです。

すぐに変えようと思わず、気長に取り組みましょう。

 

では、どう改善するべきなのか?

 

まず、勉強の取りかかりは速く動いて、早く済ませます。

例えば、必要なプリントを机の上に出す時間を何秒かでも短縮するのです。

そのための策として、優先度の高いプリントはファイルの上の方に挟んでおくのです。

 

次に、解くスピードは自分の今のレベルに合わせます。

目標は速く解くことではなく、正確に解くことにします。

そうすれば、提出後の訂正が極力減ります。

その結果、早くできることにつながります。

 

まとめると、取りかかりは速く&早く、解くのは正確&早くです。

これを第一に考えれば、無駄な時間をなくすことができると思いませんか?

同時に、その時間を別のことに使えるのです。

まさに、時間を稼げたということです。

 

やってみようと思ったときが吉日、そのときから始めて、新たなプラスの習慣をつくりましょう。