新しい大学入試が近づいてきています。
現高2生が最初の対象者となりますから、あと1年半くらいです。
どう変わるのかを調べたところ、今までとは違った学力が必要とされるようです。
具体的には、英語は4技能がすべて試されます。
一般の英語認定試験のTOEFLやIELTSなどと同じイメージです。
数学は数学Ⅰに特化され、記述問題になるとのこと。
国語は現代文のみで、マークと記述が混合されるとのこと。
できるだけ早い段階から準備するべきだと思います。
中学生が大学入試の準備って、無理だと思うかもしれませんが、今からできることはあります。
では、中学生はどんなことができるのでしょうか?
1つは、国語力を養うことです。
よく読書をするといいと言われますが、そのやり方が重要です。
私がお勧めする方法は、まず、興味のある本を選びます。
次に、目次を見て、いちばん読みたいと思う項目を1つ選びます。
次に、そこをじっくりと読んで、内容に浸ります。
同時に、そこから得た言葉を覚えておきます。
読み終えた後、その言葉を使って短文をつくります。
短文は誰か(先生レベルの人)にチェックしてもらうといいですね。
もう1つは、英語は声に出すことを重点に置くことです。
発音が習慣化されれば、スピーキングテストのだめの土台ができてきます。
中学の間に、気軽に英語が口から出ればいいですね。
また、書くことは発音の後が好ましいです。
言えるようになると、書くのも容易になります。
このことは当校の生徒が証明してくれています。
数学は、記述式で答えるトレーニングをします。
例えば、方程式の文章題や関数の応用問題が最適です。
実際、当校の授業でも記述式を取り入れるときがあります。
苦手な生徒が非常に多いので、有意義な授業となっています。
他にも、中学生が大学入試のためにできることはあります。
大学進学を考えている人は、1日でも早く何か行動するべきです。
高校に入ってから何とかするといった考えでは、おそらく後悔するでしょう。