今思えば、変な時期に開校したものです。
1学期の中ごろってね。(笑)
それでも、開校当初には10名くらい集まりました。
今とは違い、周辺に塾があまりありませんでした。
確か、市民病院の近くにあった高○予備校が閉校した直後でした。
それに合わせて、当校を開校したわけではなく、偶然だったのです。
当時の高校入試は、前期-後期制でした。
当校の第1期生は、その入試制度の最初の対象者でした。
前期試験には、自己表現なるものがあり、面接官の前で何か発表をしたり、スポーツの演技や楽器の演奏などをしたそうです。
第7期生までその入試制度は続き、その間、生徒の何人かが自己表現の発表を見せてくれました。
面接でもドキドキするのに、人前で何かを発表するって大変なことだと思いました。
彼らは貴重な体験をしました。
個人的には、自己表現のような入試は続けてほしかったです。
第1期生と言えば、初年度の冬休みに12時間特訓をしたことが印象的でした。
2日にわたって、12:00~22:00、50分勉強しては10分休みを繰り返しました。
10分の休みに、私がある工夫を入れたのがあってか、誰一人しんどいとは言いませんでした。
10時間ってね、私、若かったですわ~。
ここまで、昔話を長々と書きました。
過去を振り返るって、私には楽しいことです。
その理由に、まだまだ書こうとしていますから。
さて、16周年を迎えることができたのは、生徒とその親御さんのおかげです。
周りにたくさん塾があるのに、当校を選んでくれているわけですから。
生徒がその特別な何かを期待して当校に足を運んでいる。
このことを踏まえて、これからも塾運営をしていくつもりです。