生徒が得意とする質問は、「はい/いいえ」で答えられる形式のものです。
例えば、「今日は蒸し暑い?」と聞けば、「はい。」
「テストは来週だった?」と聞けば「はい。」
このような質問ばかりするのは、生徒の思考レベルを上げる機会を損ねていると、私は思います。
生徒が苦手とする質問は、「はい/いいえ」で答えられない形式のものです。
「今日の天候はどう?」とか、「テストの日程は?」と聞けば、「はい。」とは答えられません。
もし「はい。」と答える生徒がいるとすれば、その生徒は話を聞いていないですね。
「どう?」と聞かれて、黙り込む生徒は少なくありません。
そんな生徒は、「はい。」と答える質問をたくさん受けているのでしょう。
それでは、思考力は養われません。(警鐘)
また、感想を述べることが苦手な生徒も少なくありません。
「感動した」「嬉しかった」「腹立たしいと思った」「残念に思った」などの感情を表す言葉が出ないのです。
感受性の面は、大丈夫でしょうか??
自分の意見を述べることは、今後必要となってきます。
日ごろから、「どう?」という質問に慣れておくことを勧めます。
そのためには、会話をもっとした方がいいです。
私が練習相手になりましょう。
ついでに、ベターな言葉を教えてあげましょう。