するべきことを書きだし、それに優先順位をつけて、優先度の高いものから終わらせていく。
事を円滑に進められるので、リストアップは生徒に教えたいことです。
今回は、リストアップの具体例を2パターン挙げてみます。
例1 夏休み期間にするべきこと
① サマーワーク
1日平均6ページ→8月10日に終わる
② 理科の苦手克服
1年の学校の教材の該当ページに目を通し、疑問を解消する。
月・水・金、1日4ページ→8月24日に終わる
③ 英語の文法問題100問以上
○○問題集、火・木・土、1日2ページ→8月31日に終わる
このように、ノルマのページや期日を明確にすることが大切です。
また、無理な計画は続かないので、現実的に実行可能な領域で考えましょう。
例2 1学期の塾のプリント復習強化
① 英語の長文問題
長文1~8の設問の正答の理由を再度振り返る。
2日で終わらせる。
② 数学の文章題
No.23~No.25のプリントで、ピンがついている問題を制限時間5分で再挑戦する。
3日に分けて終わらせる。
③ 英語のPUSのテスト
PUS11~PUS32までの計10枚を、1日に2枚して5日で終わらせる。
この例では、どのくらいの日数で終わらせるのかを決めています。
そして、日数のかからないものが優先度は高い。
その方が学習効率が良い傾向にあります。
最後に、リストアップのメリットについてまとめると、
1 前述のとおり、勉強をスムーズに進められます。
2 リストを書くことで、計画的に勉強する習慣が身につきます。
3 勉強以外のことでも、優先順位を意識するようになります。 など
勉強を充実させたいと考えているなら、今すぐにリストアップ作成をしましょう。
慣れないうちは、勉強のアドバイスができる人に相談しましょう。