ノ-ペイン、ノ-ゲインは、世界的に知られている格言である。
意味は「痛み無しでは、得られるものはない」
この格言は学生が心に留めておくべきものだと思う。
学問の道は、時折険しい。
険しい道中、何かしらの痛みを感じるものだ。
難問が理解できなくて苦しい、難題を与えられて対処法に困っている、勉強量が多過ぎてつらい、など。
そんなときは、No pain, no gain.と心の中で呟いてみよう。
これは、「何かを得るために、痛みを伴うのは当然だ。」と冷静になるためのおまじないだ。
冷静になったら、「どうすればこの痛みを緩和することができるのか?」と疑問を持とう。
そして、その疑問を解消するために動くのだ。
難問の理解に苦しんだなら、何度も調べたり先生に聞けばよい。
難題の対処法が分からなければ、ネット検索をしたり先生からアドバイスをもらえばよい。
勉強量が多すぎると感じたら、効率の良い学習法に変えればよい。
このように前向きな行動をしているうちに、痛みは感じなくなっていくだろう。
なぜなら、痛みよりもゴールの方を強く意識しているからである。
それに、何かに夢中になっているときは、痛みを感じないものだ。
painを感じたら、gainが未来の世界にある。
いばらの道を力強く歩いていこう。
途中で休息をとってもいいが、あきらめるな。
gainできたことを強くイメージしよう。
pain(痛み)→think(考える)→gain(利益)
これを繰り返すことが自分を強くすることにもつながるだろう。