ティークラム指導員ニシオカのブログへようこそ
当校の学習教材はプリントです。
冊子のテキストは一切使わずに行ってきました。
プリント学習のメリットは多くあります。
例えば、ある学習内容に焦点を絞れること、書き込みがしやすいこと、必要に応じて拡大コピーが可能なこと、教材費がおさえられること、など。
しかしながら、デメリットもあります。
私がいちばん頭を悩ませていることは、プリントの管理についてです。
毎回、何枚かプリントを配布するわけですから、すぐにいっぱいになってしまいます。
生徒たちには透明のクリアファイルを数枚渡して、やりかけプリントと復習すべきプリントに分類するように言ってあります。(生徒によっては何度も何度も)
また、生徒たち自身で購入したリングファイルなどに、復習済みのプリントが入っています。
私自身も、毎回の授業後にプリントの分類をすることが日課になっており、これを怠ると、どのプリントがどの学年のものなのか、いつのものなのかが分からなくなってしまいます。
分類が日課になっていること自体は私にとっては苦ではないのですが、生徒にとってはどうなのでしょうか?
生徒の立場になれば、学校でも毎日のようにたくさんプリントは配られるでしょう。
そして、たいていの生徒は、その管理が十分ではないはず。
例えば、教科書に挟んだままだとか、机の中で束にしてしまっているとか、最悪の場合は、大切なプリントを紛失してしまう。
生徒の中には、分類が上手にできており、テスト前に気持ち良く見直しができている生徒もいます。このタイプの生徒にとっては、プリント学習のデメリットはありませんね。
分類以外のデメリットを挙げれば、紙がかさばってくることです。
これは、提供する側の問題なので、私が改善すべきことです。
今後は、できるだけ両面コピーにしたり、プリントの内容をノートに書かせたりして行うことが対策になると考えています。
最後に、プリントを提供する側の立場で言えば、配布プリントは勉強道具の1つです。
スポーツで言えば、ラケットやバット、ユニフォームやボールのような存在です。
スポーツで上手くなりたい人は、日ごろから大切にするものですね。
だから、勉強で上達したい人は、勉強道具を大切にするべきです。
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