本格的な寒さがやってきました。
同時に、受験が近づいていることを感じます。
当校の中3の授業では、当然ですが、毎回受験対策を行っています。
対策の題材は、入試の過去問題やその類題です。
それらをどのように使用するのか、どのように学ぶのかが成長の鍵になります。
生徒が入試問題を目にしたときの第一印象は、難しそうだということでしょう。
おそらく、活字の多さが難しい印象を与えていると思われます。
若者の活字離れが深刻化している昨今です。
活字が得意だという中学生は少ないでしょうね。
そう考えると、私が生徒たちにするべきことは、活字をどう攻略していくのかを教えることです。
これは、塾だからこそしなければならないことだと思います。
数学や理科にしても、問題文が長いものがあります。
理数系科目が得意な生徒でも、活字の攻略をしていなければ、問題を解くことは容易ではないはずです。
結局は、どの科目においても、国語力が必要なのです。
国語力を養うのには、時間がかかります。
すぐに結果を求めるのではなく、ずっと継続することが大切です。
幸い、国語力を養う場はたくさんあります。
勉強中はもちろん、読書、テレビ、ネットなどから、たくさん言葉があふれています。
その言葉の1つ1つを敏感に聞き取り、その意味を考えたり、調べたり、使ってみたりしましょう。
すると、それが習慣化し、日ごろから国語力を養っていることになります。
テレビタレントのように「やばい」「すごい」ばかり言うのをやめて、読んだ本から得た言葉、例えば、「驚愕(きょうがく)」「感銘受けた」などと言ってみましょう。
そういった出力が自分を成長させます。
当校の生徒の場合は、喜んで私が聞き役になりますよ。
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